バイマ リサーチ時に確認する5つの指標 人気商品はこれだ!

「その商品、アクセスありますが、出品されてから2年経ってますよ!」

こんにちは、
数字大好き、でも思いっきり文系のYoshiです。

今回はリサーチ時に確認する指標、特に人気度を測る指標についてお伝えします。

多くの人がこれから紹介する指標をチェックしていると思いますが

  • 見落としている点がある
  • 勘違いしている点がある

と、思うので一度、しっかりと復習したいと思います。

◇目次

アクセス数

アクセス数、
商品ページ左上に表示されている、あの数字です。

一般的にリサーチ時に必ず確認しなければいけない数字と言われています。

アクセスが多ければ

  • その商品に興味ある人が多い
  • 売れる可能性がある

と考えることができます。

ただ、ここで注意が必要なのが

アクセス数が多い

確実に売れる

とはならないことです。

特に高価格帯の商品はアクセスは集まるけど、売れない
という現象が起きがちです。

特にCHANEL、HERMES、BERLUTI、CELINEのような超メジャーなブランドには
皆、強い憧れがあるので、アクセスは集まる
ただ、売れるかと言えば、売れない
という商品が多いです。

当然、多くの人が興味を抱いているので
安く出品すれば売れるのですが、
あなたが見ている商品ページに記載されている価格で売れるかと言えば疑問符がつきます。

また、商品によってはプレミアムパーソナルショッパーが出品した商品で
特に人気もないのに上位表示され、
「へー、これが今人気あるの?」
と、冷やかしのアクセスが集まったり

「私も出品してみようかな?」
とバイヤーからのアクセスが集まることもあります。

アクセスは一応の目安として、確認はしますが

  • そこまで重要ではない
  • アクセス数が多い=売れるではない

これを肝に銘じないといけません。

欲しいもの登録数

欲しいもの登録は、アクセスの右隣にハートのマークとともに表示されている数字です。

欲しいもの登録はこの商品が気になる、欲しいと思っている人が
商品をフォローする為に登録します。

ですので、アクセス数よりも人気度を測る上で信頼できる数字です。

ただ、欲しいもの登録も

  • 現状は買わない
  • 値下がりしたら購入したい
  • 憧れはあるけど、購入はできない

という、顧客の心理が見えます。

購入するのであれば欲しいもの登録必要ないですから。

欲しいもの登録も実を言いますと
HERMES、CHANEL、BERLUTI、CELINEのようにメジャー、高い、皆の憧れが強い商品には集まる傾向があります。

これも同様に
欲しいもの登録が多い


売れる
という図式が成り立たないことは念頭に置かないといけません。

お問い合わせ数とその質

”こんにちは。
こちらの黒は在庫ありますか。
あれば、購入したいと思います”

購入の意思を感じる質問の数が多ければ人気のある商品であると判断できます。

一歩踏み込んで、購入者が”質問をする”という行動をしているので
欲しいもの登録よりも信憑性があると言えます。

ただ、バイヤーを暫くすれば分かることですが
質問だけして、購入しない人
は多分にいます。

やはり、あくまでも購入の意思がある人が存在する
くらいに捉えるのがいいでしょう。

販売数

販売数を確認する為には出品者の販売履歴を調べます。

ここに表示されていれば実際に売れたということですので
確実な需要が見込める商品であることが分かります。

ですので、販売履歴のある商品は出品候補商品となり得ます。

そんな信頼できる数字=販売履歴にも2点問題があります。
それは

  1. 商品が売れてから到着通知されるまで、販売履歴に表示されない 
  2. 販売価格が分からない
    という点です。

1.商品が売れてから到着通知されるまで、販売履歴に表示されない 

販売履歴は売れたらすぐに反映されるのではなく、
到着通知がされて初めて反映されます。
要するに売れてから、表示されるまで
1週間〜2週間も掛かるのです。

販売履歴のない商品は出品しない
販売履歴に表示されて初めて出品する
こんなことをしていますと、常に参入のタイミングを逃すことになります。

2.販売価格が分からない

販売履歴には価格が記載されません。

多くのバイヤーが
「最初は安く出品して、人気順で上位表示されたら値上げしよう」
という価格戦略を取っています。
ですので、成約したときの価格はもう少し安かった可能性があります。

今、あなたが見ている商品に販売履歴があったとしても、
現在の出品価格でで売れるかどうかは分からないということが言えます。

当然、出品者が「この価格でも売れる」と判断して値上げしているでしょうから
その価格で売れないこともないでしょうが
やはり、信頼性のある販売履歴にも不確定要素がある、ということです。

販売履歴は確実な需要があることを表し、信頼できる
ただ、
反映されるまでに時間が掛かる
成約したときの価格は分からない
これを忘れてはいけません。

出品された日

出品された日の確認方法は
商品画像にカーソルを合わせ右クリックをし
画像アドレスをコピーをクリックします。

※googleクロームの仕様です。 ブラウザによっては右クリックで画像アドレスをコピーが表示されないときもあります。
googleクロームはサイトの翻訳を瞬時に行える、google画像検索がすぐにできる、など様々な利点がありますので
ブラウザはgoogleクロームをオススメします。

コピーしたものをペーストしたのが下記です。
https://static-buyma-com.akamaized.net/imgdata/item/150718/0017241863/org_1.jpg
見るべき数字はitem/の後の150718という数字です。

これは商品が2015年7月18日に出品(下書き)されたことを意味します。

アクセス数、欲しいもの登録数、質問、販売履歴といった人気指標を見るときは
この、出品された日を必ず確認してください。

アクセス200、欲しいもの登録数9、購入の意思がある質問1、販売1
という商品が2つあったとして、
一つは出品後3年経っている
もう一つは出品後2週間
この2つの商品では、後者の方が圧倒的に人気があることが分かります。

いつ、出品されたのか?
これは非常に大事ですので確認を怠らないでください。

実際に数字をどう見るか?

ここまで、人気指標を振り返り、
かなり基礎的なことを復習しましたが、
重要なのは、これら数字をどう分析するか?
です。

BUYMAの教材の中には
アクセスした人の2%以上が欲しいもの登録した商品は出品する
などのルールを紹介しているものもありますが、
全てのカテゴリー、ブランドに通用するルールというのはないと感じます。

確かにアクセスした人の2%以上が欲しいもの登録している商品は出品、というルールを設けることには

  • 考察が必要なく、システマチックに判断できる
  • 結果、より多くの商品を出品できる

という利点がありますが、
全てのカテゴリー、ブランドに同じルールを採用するのは少し乱暴だと感じます。

実際私には、人気度を図る指標を分析するときに
念頭に置く基本ルールがいくつかあります。

基本ルールは下記の5つです。

1.無在庫販売をするときは販売履歴を確認しない方が上手くいく

無在庫販売にはリスクがありません。
出品して売れなければ、仕入先探しと出品に使った数分が無駄になるだけです。

前述したように、販売履歴が反映されるまで、売れてから1、2週間掛かります。

販売履歴が表示されるまで、出品を控えていますと
タイミングを逃すこととなります。

無在庫販売をするときは、アクセス数、欲しいもの登録数、質問などを確認し
可能性があると判断した場合はすぐに仕入先を探しにいき、見つかった場合は出品します。

信憑性のある販売履歴ですが無在庫販売するときは
思い切って無視するのです。

2.無在庫販売する服、靴、アクセサリーはアクセス、欲しいもの登録数が少なくても出品する

服、靴、アクセサリーはバッグやお財布といった人気カテゴリーに比べ、アクセス、欲しいもの登録が集まりません。

ただ、一般的に服、靴、アクセサリーの利益率はバッグ、財布をはるかに超える率になります。
ブランドものの服ですと利益数万円は当たり前、10万越えなんて商品もあります。

10点出品し、1点でも売れれば元が取れる。
そんなことがざらですので、
1月あたり3件以上の欲しいもの登録がある
購入意思のある質問が1件以上ある
このような商品を見つけた場合は即出品します。

3.在庫販売するときは販売履歴を必ずチェック

無在庫販売をするときにはなおざりにしている販売履歴確認ですが
在庫販売をするときには必ずチェックします。

「買い付けたけど全く売れない」
こうなると、赤字どころか、仕入れ代金丸々損します。

アクセス、欲しいもの登録もある、ただ、全く売れない
という商品は意外なほど多いです。

特に高価格帯の商品はこの傾向にあります。

在庫販売にはリスクが伴います。
本当に需要があるのかを見極めるため、必ず販売履歴を確認します。

しかも、1点だけ売れた、というのは在庫を持つには心許ないので
必ず3点以上売れていることを確認してから買い付けをします。

4.憧れが強い商品はアクセス、欲しいもの登録ともに半分程度でカウントする

40万円を超える高額商品、ブランドロゴがデカデカとプリントされた商品、ブランドのアイコニックアイテムなど
多くの人が憧れる商品は、実際の販売数に比べアクセス、欲しいもの登録数が伸びる傾向にあります。

無在庫販売するにしろ、在庫販売するにしろ、このような商品のアクセス、欲しいもの登録数は
半分程度でカウントします。

アクセス200、欲しいもの登録4といった場合、話半分の
アクセス100、欲しいもの登録2くらいでカウントします。

5.アクセス、欲しいもの登録数は相対的に見る

  • 服、アクセサリー、靴の場合、1月あたり欲しいもの登録3件以上
  • バッグ、お財布、携帯ケースの場合、アクセスした人の2%以上が欲しいもの登録

これら商品は売れる見込みがある→出品
と一律に見ても良いのですが
やはり、似たような商品と比べて、
本当に人気があるのか?
売れる可能性があるのか?
を判断するのが良いと感じます。

例えばPRADAのコート
出品されて僅か1ヶ月で欲しいもの登録4件の商品を見つけた場合、
同じような価格で出品されて暫く経っているコートの
アクセス数、欲しいもの登録数、販売履歴などを確認し、
実際にその見つけたコートが相対的に人気があるものか、
売れる可能性が高いものであるかを確認することが重要です。

 

まとめ

  • 人気度を測る指標としてアクセス数、欲しいもの登録数、質問数、販売履歴、出品日がある
  • どの指標にも信頼できる点と、信頼できない点がある
  • ブランド、カテゴリー、価格帯によって、アクセス数、欲しいもの登録数の捉え方が変わる
  • 他の商品と比べて、相対的に見る必要がある

指標を確認し正しく判断するには慣れが重要です。

数多くの商品を出品し、
アクセス、欲しいもの登録の伸び方、売れ方を肌で感じることが何より大切です。

肌で感じることができれば、特に計算などすることなく
見込みのある商品、見込みのない商品を見極めることができるようになります。

これだけ長い記事を書いて、最後に慣れが重要
身も蓋もないことをサラッと言ってしまいましたが

  • ある程度の指針を持つこと
  • その上で経験を積むこと

この2点が重要です。

当記事を参考に指標を見つつも、それが本当か確認する意味でも
実際に出品して、ご自身の目で見て感じてください。

今回の記事があなたの活動の役に立てば嬉しいです。

それでは、また次回お会いしましょう。

 

Ciao!!