無在庫販売? 在庫販売? どっちが良いの? メリット、デメリットは?

「あなた、年間500万円損してますよ!!」

年々、在庫販売の割合が増えつつあるYoshiです。

バイヤーさんの中には
「在庫販売は絶対やりたくないです」
という方がいます。

これ、非常にもったいないです。
在庫販売、無在庫販売、共にメリットがあります。

本日は在庫販売を学ぶために、無在庫販売と対比しつつ
両者の、メリッット、デメリット、違い
さらに、在庫販売を絶対にやるべき理由を解説したいと思います。

◇目次

メリット、デメリット

まずは無在庫販売、在庫販売のメリット、デメリットをそれぞれ見てみましょう

無在庫販売

メリット

  • 売れてから買い付けるので、不良在庫を抱えるリスクがない
  • 仕入れから入金までの時間が短いので、資金を必要としない
  • 売れるかどうか定かでない商品を出品することができる

 

デメリット

  • 店頭に並ぶと同時に完売するような超人気商品を扱うことができない
  • 店舗の在庫状況を常に確認しなければならず、管理が大変
  • ライバルと差別化できず、価格競争に陥り易い
  • お客さんの手元に届けるまでに時間が掛かり、それが原因で不満の評価を受けることがある
  • 買い付け成功率が下がる可能性がある
在庫販売
メリット

  • 店頭に並ぶと同時に完売するような超人気商品を扱うことができる
  • 在庫確保済み、特に国内即発とすることで成約率を上げることが可能
  • 管理がとにかく楽
  • ライバルが買い付けできない商品を確保した場合、高値売りができる
  • お客さんの手元に届けるまでに時間が掛からず、満足の評価を得易い
  • 買い付け成功率が上がる

 

デメリット

  • 売れる前に買い付けるので、不良在庫を抱えるリスクがある
  • 確実に売れる商品しか扱えない
  • 仕入れてから入金までに時間が掛かるので資金繰りが悪化する
  • 商品買い付け後に為替が円高に振れることがある

それぞれに、メリット、デメリットがありますね。

無在庫販売と在庫販売で利益を最大化する

ここでどちらの販売方法がベターなのかという話はしません。
それは無意味ですから。

2つの販売方法は全く別物で、比べようがありません。

また2つの販売方法のメリット、デメリットを見ていただければ分かりますが
2つの販売方法は、お互いを補完しあうものです。

  • 売れるかどうか定かでない商品は無在庫販売
  • 確実に売れる、利益が出る商品は在庫販売

このように2つの販売方法を実践することにより、より多くの商品を扱うことが可能となり
結果、利益を最大化することができます。

イメージとしては下記のように在庫販売と無在庫販売でBUYMAの市場全体を網羅するイメージです。

どちらが良いというものではなく
どちらもいい
どちらもやらなければいけないものなのです。

在庫販売は怖い?

在庫販売は怖い?

そんな、大切な在庫販売ですが
多くの人が実践していません。

私が運営しているBUYE’S DRIVEでも、
確実に儲かる商品を案内しても、誰も買い付けない
ということがよく起こります。

買い付けない理由を聞くと
「在庫販売は怖い」
ただ、これだけです。

確かに在庫販売は売れる前に買い付けるので不良在庫を抱える
というリスクがあります。

ただ、需要のある商品を買い付けさえすれば
確実に捌くことができ、商品代金丸々を損するということは起こり得ません。

私は現在までに2000点以上在庫を持ちましたが、
販売できずに仕入れ代金丸々を失った商品というのはありません。

在庫販売している商品のうち約6%を赤字販売をしたのは事実ですが
赤字と言っても商品代金の数%を失っただけです。

全く痛くない額です。

在庫販売は怖い
これは在庫販売を経験をしたことがない為に感じる恐怖です。

在庫販売を実践すれば
「な〜んだ、全然怖くないじゃん」
と、リスクがないことに気づくはずです。

怖いか、怖くないか、確かめる為にも先ずは実践してみてください。

機会損失を考えましょう

在庫販売をやるリスク やらないリスク

それでも、在庫販売に踏み出せない方は”機会損失”について考えてみましょう。

私は在庫販売ヤーです。

今年、在庫販売により稼いだ額は約700万円! (11月時点 12月を含めれば利益額はもっと膨らむでしょう)
因みに赤字販売した商品は15点あり、トータルの損失額は52098円です。
少な!!

確かにこの損失は12月末までにもう少し膨らむでしょう。
出品して8ヶ月、うんともすんとも言わない商品を往生際悪く、値下げすることなく出品しています。
これらの商品はさすがに値下げして、売り切るべきでしょう。

ただし、これら商品を全て赤字で販売したとしても
損失はたかが知れてます。
いって4万ほどです。

多めに見積もって、今年の在庫販売での損失は合計10万弱です。

手にした利益=700万
損質=10万弱

在庫販売をしていなければ、当然この10万円を失うことはありませんでした。
ただ、同時に手にできるはずだった700万円も手にできません。

10万弱を死守する為に
「在庫販売をしない」
と決めた時点で、700万円を手に入れるという機会を失なうことになります。

これって本当に怖いです。

不良在庫を抱えるより、よほど大きな損失です。

もし、あなたが
「在庫販売には不良在庫を抱えるリスクがある」
と在庫販売を実践していないのであれば、この機会損失について考えてみましょう。
きっと、在庫販売を始める正当な理由をあなたに授けてくれるはずです。

まとめ

  • 在庫販売、無在庫販売は互いを補完する
  • 2つの販売方法を実践し、利益を最大化する
  • 在庫販売にはリスクがある
  • ただ、在庫販売をしないという決断に至ってはいけない。 機会損失が大きい

無在庫販売だけ、在庫販売だけしているバイヤーさんは
取り扱える商品の幅が狭いです。

それにより、本来稼げるはずのお金を見す見す見逃しています。

私は無在庫販売だけ、無在庫販売だけやる!
などと一つの販売方法に固執せず、ぜひ2つを実践し利益を最大化してください。

当記事があなたの活動のお役に立てば嬉しいです。

それでは、また次回お会いしましょう。

Caio!